こんにちは、Shoyoです。今回は5連勤を乗り越える方法を紹介していく。
月曜日から金曜日までの5日間、いわゆる「5連勤」は、多くの社会人にとって避けられない日常である。しかし、この5連勤を「余裕だ」と感じている人は決して多くない。むしろ、仕事に強いやりがいを持って取り組めている人の方が少数派であり、毎週のように訪れる5連勤をどう乗り越えるかに頭を悩ませている人が大半だと想像する。
国内外の研究でも、連続勤務は心身に負荷を与え、ストレスや疲労を蓄積させることが明らかになっている。例えば、日本職業・災害医学会会誌に掲載された研究では、5日間連続勤務では5日目に疲労がピークに達することが示されている。これは夜勤だけでなく日勤でも同様の傾向が見られ、連続勤務そのものが疲労を蓄積させる構造を持っていることを示唆している。つまり、5連勤がしんどいのは「気のせい」ではなく、科学的にも裏付けられた事実である。
では、この避けられない5連勤をどう乗り越えるべきか。結論はシンプルである。
生活の中に「楽しみ」をつくることだ。
これは精神論ではなく、心理学や労働研究の観点からも非常に合理的な方法だ。楽しみは、ストレスを中和し、モチベーションを維持し、次の行動へのエネルギーを生み出す「心理的な栄養」のようなものだ。
仕事そのものが好きであっても、楽しみがなければ疲労は蓄積し、集中力やモチベーションは徐々に削られていく。逆に、仕事がそこまで好きでなくても日常の中に楽しみがあれば、5連勤は驚くほど簡単に乗り越えやすくなる。
楽しみは大きく分けて3つの時間軸で考えることができる。
- 仕事の中の楽しみ
- 一日の終わりの楽しみ
- 週末の楽しみ
以下では、それぞれの楽しみがどのように5連勤を支えてくれるのかを詳しく述べていく。
1. 仕事の中に楽しみをつくる
仕事そのものが楽しいと感じられる人は多くない。しかし、仕事の中に「小さな楽しみ」を仕込むことは誰にでもできる。例えば、以下のようなものが挙げられる。
- 出張先で美味しいご飯を食べる
- 仲の良い同僚と一緒に仕事を進める
- お気に入りの文房具やガジェットを使う
- 休憩時間に好きなコーヒーを飲む
- 朝の通勤中に好きな音楽やラジオを聴く
こうした小さな楽しみは、仕事のストレスを軽減し、ポジティブな感情を生み出す。心理学の研究では、仕事の中にポジティブな要素(仕事の資源)があると、モチベーションが高まり、ストレス耐性が上がることが示されている。つまり、仕事の中に楽しみをつくることは、仕事の質を高めるための「戦略」でもある。
2. 一日の終わりに楽しみをつくる
一日の終わりに「ご褒美」があると、その日の仕事に対するやる気は大きく変わる。これは誰もが経験的に理解していることだと思う。例えば、以下のような楽しみがある。
- 同僚とご飯に行く
- 家でゆっくり晩酌をする
- ジムで体を動かす
- 趣味の時間を確保する(ゲーム・読書・映画など)
- 好きなスイーツを買って帰る
「今日を乗り切れば楽しいことが待っている」という感覚は、仕事のストレスを緩和し、前向きな気持ちを保つための強力なエネルギー源になる。特に運動は、ストレスホルモンを下げ、睡眠の質を高める効果があることが多くの研究で示されている。つまり、仕事後の楽しみは、単なる気分転換ではなく、翌日のパフォーマンスを高めるための「投資」でもある。
3. 週末に楽しみをつくる
週末の予定は、5連勤のモチベーションを大きく左右する。週末に楽しみがあるかどうかで、1週間の感じ方は大きく変わる。
■ 週末に楽しみがある場合
- 「今週はこれがあるから頑張れる」という気持ちになる
- 仕事のストレスが軽減される
- 翌週のやる気が高まる
■ 週末に何もない場合
- 1週間が長く感じる
- 仕事の進捗スピードが落ちる
- メンタルが疲弊しやすくなる
RIETI(独立行政法人経済産業研究所)の研究では、週末勤務の頻度が高いほどメンタルヘルスが悪化することが示されている。つまり、週末にしっかり休む・楽しむことは、翌週のパフォーマンスを高めるための重要な要素である。
週末の楽しみは旅行など規模の大きいものでなくていい。
- 近所のカフェに行く
- 友人と会う
- 映画を見る
- 家でゆっくり過ごす
こうした小さな楽しみでも、5連勤の負担は大きく軽減される。個人が楽しみと感じれるものであれば、それでいい。
5連勤は疲れるのが当たり前
5連勤がしんどいのはあなたの気のせいではない。研究でも、連続勤務は疲労を蓄積させ、5日目にピークを迎えることが示されている。
また、ストレスの指標である血圧・脈拍・唾液アミラーゼなども、勤務初日や中盤で高くなる傾向が確認されている。つまり、5連勤は構造的に疲れが溜まる仕組みになっている。
だからこそ、意識的に「楽しみ」をつくることが重要になる。
楽しみをつくることの心理的メリット
楽しみをつくることには、以下のような心理的効果がある。
- ストレスの緩和
- モチベーションの維持
- ポジティブ感情の増加
- 仕事へのエネルギー補充
- 生活満足度の向上
ワーク・ライフ・バランスが整うことで、仕事のストレスが家庭に波及するのを防ぎ、逆に家庭のポジティブな感情が仕事に良い影響を与えることも研究で示されている。
仕事が好きな人にも「楽しみ」は必要
「仕事が好きだから大丈夫」という人もいるが、どれだけ仕事が好きでも、リラックスする時間は絶対に必要である。むしろ、仕事が好きな人ほど、知らず知らずのうちに疲労やストレスを溜め込みやすい。
楽しみをつくることは、仕事のパフォーマンスを維持するための「メンテナンス」である自分の心と体を守るためにも、意識的に楽しみを設計することが重要だ。
まとめ
連勤を乗り越えるための最強の方法は、自分の中に楽しみをつくることである。
- 仕事の中の楽しみ
- 一日の終わりの楽しみ
- 週末の楽しみ
これらを意識的に設計することで、仕事のストレスは大きく軽減され、モチベーションは格段に上がる。どんな些細なことでも構わない。あなたの心が「ちょっと嬉しい」と感じることを、毎日の中に散りばめてほしい。
それが5連勤を乗り越えるための最強の武器になる。楽しみをつくりましょう。
【今日のススミ】
私の楽しみは、お酒を飲みながらアニメを鑑賞することである。一日の終わりに飲む一杯はもちろん、週末ともなれば昼から堂々と楽しむこともある。人はこれを「堕落」と呼ぶかもしれないが、私は胸を張って言いたい。これは“セルフケア”であると。ただし残念ながら、仕事中はできない。会議中にビールを開けたら、さすがに人事部が飛んでくる。
見るアニメは特に決めておらず、会社の同期に勧められた作品や、配信サービスの「あなたへのおすすめ」に従うことが多い。アルゴリズムに人生を委ねるスタイルだ。いつか「これは面白い」と心から思えた作品を紹介できればと思っているが、問題がひとつある。
それは、私にとって本当に重要なのは“お酒”であって、アニメはサブになってしまうという点だ。アニメ好きの方には土下座して謝りたい。しかし、事実として私はビール片手に画面を眺めているだけで幸せなのだ。アニメが面白ければラッキーくらいの温度感である。
今日も私はグラスを片手にアニメを流しながら一日の終わりを迎える。これが私のハッピーアワー!
〈参考文献〉
- 緒方文子「5日間連続夜勤における疲労とストレスの変動」日本職業・災害医学会会誌(2018)
- RIETI「働き方・休み方と労働者のメンタルヘルス」
- 東京大学・科研費「ワーク・ライフ・バランスと健康および仕事の動機づけに関する総合的研究」


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