メモ書きしましょう

仕事

 日々の生活や仕事の中で「頭がモヤモヤする」「考えがまとまらない」と感じることがよくあった。やるべきことが多いほど思考が渋滞し、何から手をつければいいのか分からなくなる。そんなときに出会ったのが赤羽雄二さんの『ゼロ秒思考』だ。半信半疑でメモ書きを実践してみると、頭に浮かんだことを短時間で書き出すだけで思考が整理され、驚くほど頭がクリアになった。自分が何に悩んでいたのか、どこで止まっていたのかが一目で分かり、次に進むための道筋が自然と見えてきた。今回はメモ書きを実践して私が感じたことを記載する。具体的なメモ書きの方法については、本読んでいただければと思う。それでは始めましょう。

メモ書きすると賢くなれる

 メモ書きの最大の効用は、思考が整理されて頭の中がクリアになることだ。人間の脳は、同時に多くの情報を保持し続けるのが得意ではない。あれもこれもと抱え込んでいると、処理しきれずに混乱してしまう。そこで、思いついたことを短時間で書き出す習慣をつけると脳が抱えていた負荷が一気に軽くなる。頭の回転が速くなり、考えをまとまめることができる。いわば、メモは脳の外付けハードディスクのような役割を果たしてくれるのだ。
 「頭がクリアになる」という効果は、日常のコミュニケーションにも大きな影響を与える。メモ書きを習慣化していると、人と話しているときでも相手の話した内容を素早く理解できるようになる。頭の中で情報を整理するスピードが上がるため、話の要点を瞬時に掴めるのだ。さらに、その内容に対して次々とアイデアが浮かんでくるようになる。相手の言葉を受け取りながら、自分の考えを同時に展開できるようになるので、会話の質も深まり、議論も活発になる。これはまさに「賢くなる」という表現が当てはまる変化だと思う。

仕事がスムーズに進む

 メモ書きの効果は、仕事の場面ではさらに顕著だ。報告書の作成やプレゼン資料を作るとき、いきなりパソコンに向かって文章を書き始めると、どうしても内容がブレたり、途中で手が止まったりしがちだ。しかし、事前にメモで構成や伝えたいポイントを書き出しておくと、全体の流れが明確になり迷う時間が激減する。何を伝えるべきか、どの順番で説明すべきかが整理されているため、作業が驚くほどスムーズに進む。
 発表前にもメモ書きは非常に役立つ。話す内容を短時間で箇条書きでまとめておくだけで、頭の中に道筋ができる。緊張しても迷わず話せるし、伝えたいことに揺らぎが生じない。聞き手にとっても、筋道の通った説明は理解しやすく説得力も増す。メモは単なる準備作業ではなく、アウトプットの質を高めるための重要なプロセスなのだ。
 さらに、メモ書きは仕事のスピードそのものを引き上げてくれる。悩む時間が減るということは、作業にかかる時間が短くなるということだ。何をどう進めるかを考える時間が短縮されるため、結果として仕事全体が効率化される。メモを書く数分の手間が、後の数十分、数時間を節約してくれることも珍しくない。忙しい時こそ、メモの力が真価を発揮する。

まとめ

 メモ書きは特別なスキルではないし、難しいことをする必要もない。思いついたことをそのまま書く、気になることをメモする、やるべきことをリストにする。それだけで十分だ。大切なのは、完璧に書こうとしないこと。雑でも乱雑でも構わない。とにかく「頭の外に出す」ことが目的なのだから、形式にこだわる必要はない。続けていくうちに、自分の思考の癖や、よく悩むポイント、アイデアが生まれやすいタイミングなども見えてくる。これは自分自身を理解する手がかりにもなる。メモは単なる記録ではなく、自分の思考を可視化し、成長につなげるためのツールでもあるのだ。
 メモ書きは、賢くなるための習慣であり、仕事をスムーズに進めるための武器でもある。頭の中を整理し、思考のスピードを上げ、アウトプットの質を高め、時間を節約する。これほど多くのメリットを持ちながら、必要なのは紙とペンだけだ。コストもかからず、誰でもすぐに始められる。考えがまとまらない、仕事が滞りがち、会話の理解が追いつかないと感じることがあるなら、まずはメモ書きを試してみてほしい。数日続けるだけでも、思考が整理される感覚と作業の手軽さを実感できるはずだ。小さな習慣が、大きな変化を生む。メモ書きはその代表例だと思う。

【今日のススミ】(*個人の感想を含む)
 「ゼロ秒思考」でおすすめされている“メモ書きに最適なペン”を購入してみた。これで私の思考も秒速で冴え渡るはずと期待しながらキャップを外し、いざ紙に書き始めてみる。
たしかにサイズはコンパクトで握りやすい。手にしっくり馴染む感じも悪くない。だが、書き出した瞬間、ペン先が紙に「カリッ」と引っかかる。まるで「お前の思考、そんなに簡単に整理させないぞ」とペンに試されているような感覚だ。
 もちろん従来のペンよりスラスラ書けるのは確かだ。ただ、時折訪れる“引っかかりタイム”が気になってしまい、思考よりもペン先の機嫌を伺う時間が増えてしまった。ペンによってこんなにも書き心地が違うとは思わず、ちょっとした衝撃を受けた。ペンなんてどれも同じだろうと思っていたが、どうやら私の手は思いの外繊細らしい。
 というわけで、メモ書きの質をさらに高めるべく、私は新たな旅に出ることにした。“最適なペン探しの旅”だ。文房具店を巡り、試し書きをして時にはペン売り場で腕を組んで悩む。気づけば「メモ書きよりペン選びの方が深い思考になってないか?」という疑問も浮かぶ。そこは目を瞑ることにする。

自己紹介
Shoyo

はじめまして、Shoyoです。
大阪府出身。国立大学薬学部卒。同大学大学院卒。
製薬会社に勤めるかたわら、勉強や仕事に前向きに突き進んでいけるようなブログを書いています。
【趣味】マラソン、登山、音楽、読書
【これまで抱いた夢】プロ野球選手、研究者
【現在の夢】感謝される人になる、本を出版する(したい)
【最近の目標】マラソン3.5 時間以内(自己ベスト3時間40分)、ハーフマラソン1時間15分(自己ベスト1時間21分) 
【愛読書】神様のカルテ
とにかく前に進みます!猪突猛進!

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